【RTL-SDR】スマホで航空無線を聞く方法!2024年版
schedule 2024年5月23日 update 2024年5月23日皆さんは、スマホで航空無線を聞いてみたいと思ったことはありませんか?今回は「SDR++」というアプリを使用し、スマホに「RTL-SDR」を繋げて航空無線を聞く方法を教えたいと思います。初心者でも分かり易く説明しているので、是非ご覧ください。
ちなみに、何故タイトルに(2024年版)と書いてあるのかと申しますと、「RF Analyzer」というアプリで以前はエアバンドを聞けていたのですが、GooglePlayストアからダウンロードが最近できなくなってしまったので、そうしています。
目次
必要なもの
最初に、航空無線を傍受するのに必要なものを説明します。
- スマートフォン(Android)
- RTL-SDR
- アンテナ
- スマートフォンの充電端子からUSBに変換するアダプタ
上のリストに載っている物が、今回必要なものとなります。
RTL-SDRとアンテナ
※「ご迷惑をおかけしています!!」と出ていますが、正常に開けます。
一番有名(色々なサイトで一番紹介されている広帯域受信機)なRTL-SDRv2ダイポールアンテナキット付きは、上のAmazonのリンクから購入可能ですが、※現時点(2024/05/23)では、在庫切れです。
RTL-SDRv2の進化版のv3も売っているので、v2が在庫切れに現時点(2024/05/23)ではなっていたので、進化版も買うのもアリだと思いますが、高いので、別の広帯域受信機を購入してもよいと思います(Amazonでusb 広帯域受信機)と検索するとヒットします。Nooelecがおすすめです。
スマートフォンの充電端子からUSBに変換するアダプタ
※「ご迷惑をおかけしています!!」と出ていますが、正常に開けます。
RTL-SDRをスマートフォンに接続するためには、変換アダプタが必要なので、上の画像の様な変換アダプタを買いましょう。ならべく、線が付いているタイプで。理由は、線が付いていないタイプであると、何かに衝突した場合に、変換アダプタがモゲル可能性があるからです。線が付いていたら、柔軟性があるので、可能性は相当低くなります。
今回使用するアプリ:SDR++
今回使用するアプリは、このような感じのアプリです。このアプリは色々な機能が搭載されています。例えば、短波放送を聞くために、ダイレクトサンプリングを有効にしたり、FMラジオをステレオで聞けたり、パソコンのソフトでいう、SDR Sharpに少し近い仕様になっているのではないかと思います。
ダウンロード&インストール方法
ダウンロード
ダウンロードは、最初上のリンクをタップしてください。そしたら、GithubというサイトのSDR++のリリースページが開くと思います。一番上が最新版ですので、一番上の「Assets」と書かれてある下の「sdrpp.apk」をタップして、ダウンロードしてください。
インストール
ダウンロードしたら、そのファイルをタップして開いてください。そうすると、上の画像の様に「このアプリをインストールしますか?」と出てくると思うので、「インストール」をタップしてください。
Androidのバージョンが新しい方ですと、上のように「このアプリは古いアンドロイドバージョンで作られています」的な警告が出ます。無視して、「詳細」をタップして「とにかくインストール」をタップしてください。そうすると、インストールすることができます。
実際にSDR++を使用して、航空無線を傍受してみよう!!
開く前に、RTL-SDRをスマートフォンに接続してください。接続ができたら、「SDR++」というアプリを開いてください。
初回起動時は、このようにファイルのアクセス許可を求められると思いますので、許可してください。
その次に、「RTL2838UHDIR」のにアクセスを許可してもよいか?と聞かれるので、「OK」を押して許可してください。「RTL2838UHDIR」は、RTLSDRの事です。許可をしたら、画面を横にしておいてください(縦だと非常に使いにくいです)
最初に、左の部分にある「Source」の一覧から、ソースを選択します。今回はRTL-SDRを使用していますので、「RTL-SDR」をタップしてください。
ソースを選択したら、そのソースのデバイスを選択しなければいけないのですが、面倒なことに「Refresh」をタップしないと選択に表示されませんので、タップしてリフレッシュしてください。
上の画像に、最低限知っておくべき使い方を載せておきました。航空無線を傍受したい場合は、「radio」から、変調方式を「AM」に変更して、周波数を傍受したい周波数に変更してください。
これで、傍受する準備は完了です。
アンテナの接続方法&長さ
接続
画像の様に接続できれば大丈夫です。RTLSDRと線を繋ぐ金属部分をしっかりと回してください。
アンテナの長さ
アンテナの長さは、真空中では上の画像の様に計算することが可能です。アンテナの太さによっても「波長短縮率」というのがあるらしく、そこまで変わらないので、λ=300/fで計算しただけでOKです。
何故、λ=300/fなのか、調べたところ、波長=伝搬速度/周波数らしく、伝搬速度は電波の速度を入れるので、秒速30万キロメートルになり、波長=300000キロメートル÷khzになります。ド素人が調べたので、間違っているかもしれません。
とりあえずは、ダイポールアンテナの全長(M)=150÷傍受する周波数(Mhz)で計算してください。
終わりに
皆さんは、航空無線を無事に傍受することができましたか?GooglePlayストアに無いアプリなので、知らなかった人も多かったのではないでしょうか。次回は、短波放送の傍受のやり方を説明します。
この記事を書いた人
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