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【2025年版】Better Stackの使い方と設定方法

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【2025年版】Better Stackの使い方と設定方法 サムネイル

皆さんこんにちは、pkkiです!

皆さんは、

 「サーバーを常に監視しておきたい!」

 「無料でカスタムドメイン等設定できる監視サービスないかな~…」

などなど、思ったことありませんか?

そこで今回は、初心者向けに監視サービスであるBetter Stackの使い方と設定方法を解説します!

無料でカスタムドメインを設定できる監視サービスを探してたところなんだ!

そうですね、通知等の制限は厳しいのですが、
ステータスページについては制限が緩いので、
ステータスページ公開用としては良いと思います!

また、前回は王道である「UptimeRobotの使い方と設定方法」を解説したので、是非そちらもご覧ください!

では、早速解説していきましょう!!

Better Stackとは?

Better Stack ホームページ
https://betterstack.com/

Better Stackとは、以前は「Better Uptime」として知られていたWebサイトやオンラインサービス等の稼働状況を監視するサービスです。

モニター(監視)

Better Stack モニター監視
Better Stack 監視対象一覧

次に、モニター(監視)については、無料版ではURLのチェックのみ可能です。

もし、マインクラフト等のサーバーを監視したければ課金する必要があります。

ステータスページ

Better Stack ステイタスページ

続いて、ステイタスページは他のサービスと比べて制限が緩いのが特徴です。

例えば、王道の「UptimeRobot」と比べてカスタムドメインを無料で設定できる点などです。

Better Stack ステータスページ設定
Better Stack ステータスページ設定
Better Stack ステータスページ設定

このように、無料でも十分にカスタマイズすることが可能です。

通知

Better Stack モニター通知

続いて、通知に関しては残念ながら無料では「E-mail」でしか通知ができません。

Better Stack 連携

もし、年間29ドルで課金すれば、DiscordやSMS等様々な通知方法を利用できます。

有料版の料金

また、有料版の料金については基本的に1人当たり年払い月額29ドルです。
しかし、月額で払うと34ドルとなります。

Better Stack 従量課金制orバンドル

それに加え、データ使用料が従量課金制orバンドルで前払いとなります。

また、詳しくはこちらをご覧ください。

無料版と有料版の違い

Better Stack 個人プロジェクト無料
機能カテゴリー無料版 有料版
価格 (月額)$0Responder Access: $29〜/ライセンス (年額契約の場合)
アップタイムモニター数10モニター50モニター (基本パッケージの目安) + 従量課金で追加可能
監視チェック頻度3分間隔30秒間隔
監視対象のタイプURLのみURLやTCP,UDPのping・メールサーバー・DNSサーバー・Playwright
アラートチャネルEメールのみ無制限の電話通知、SMS、プッシュ通知、Webhooks
オンコール管理対象外オンコール・カレンダー、スケジューリング、エスカレーション
ログの月間取り込み容量3 GB/月従量課金($0.15/GB〜)
ログの保持期間3日間30日間が標準(期間延長オプションあり)
メトリクスの保持期間30日間(2Bデータポイント)13か月保持(容量に応じた従量課金オプションあり)
ステータス・ページ数1ページ (カスタムサブドメイン含む)追加ページは従量課金 ($12/月〜)
ステータス・ページのカスタム/セキュリティ基本機能(それでもカスタムドメイン可能)更に高度な設定が可能になる。
チームメンバー (Telemetryアクセス)無制限 (ログ/メトリクスの閲覧のみ)無制限 (ログ/メトリクスの閲覧のみ)

続いて、無料版と有料版の違いは上のようになっています。

大半の人がWebサイトの監視なので大丈夫ですね!

Better Stackアカウント作成方法

Better Stack アカウント作成 メールアドレス入力
https://betterstack.com/

最初に、上のリンクを開いてください。

次に、①「Your work e-mail」からメールアドレスを入力して、②「Start for free」をクリックしてください。

Better Stack アカウント作成 メールアドレス承認

そのあと、入力したメールアドレスにBetter Stackからメールが届くので、開いて「Set up my account」をクリックしてください。

Better Stack アカウント作成

それから、このようなページが開きます。

最初に、「First name」に名を入力し、「Last name」に苗字を入力します。

その次に、「Company」を自分のプロジェクト名または自分の名前を入力します。

続いて、「Company size」を最小である「Up to 5」にします。

それから、「What’s your role?」を「Prefer not to share」にします。

そのあと、「Where did you hear about us?」を自分が知ったところを入力します。
(選択肢を記録するのを忘れていたため、忘れました。)

最後に、「Continue」をクリックすれば完了です。

次に、セットアップに入ります。

Better Stack アカウント作成時の会社名についての質問

ちなみに、このように実際にBetter Stackに会社名にプロジェクト名を入力するのが正しいのか質問してみました。
回答としては、プロジェクト名または自分の名前を使用するのが正しいというご回答をいただけました。

セットアップ

Better Stackを何に使用するか

Better Stack セットアップ 何に使うか

初めに、「How would you like to use Better Stack?(Better Stack をどのように利用したいですか?)」と聞かれるので、翻訳して選択しましょう。

翻訳が面倒な場合は、Uptime monitoringとStatus pageを選択しておきましょう。

何と統合(連携)したいか?(無料版には無関係)

Better Stack セットアップ  連携

次に、「What integrations do you want to use?」と聞かれるので、そのまま「Continue」をクリックします。

integration(連携(本当は統合))なのですが、ほぼ課金しないと使えませんのでスキップします。

電話アラートテスト(無料)

Better Stack セットアップ 無料電話アラートテスト

続いて、無料で電話のアラートテストができるのでやってみます。
(飛ばしたい人は(Continue without a test call)をクリックしてください)

最初に、①「URL to monitor」に監視したいURLを入力します。

次に、②「Your phone number」に自分の電話番号を入力します。

最後に、③「Get a free test alert」をクリックします。

そのから、このようにアメリカ合衆国から電話がかかってきます。

プロバイダによりますが、SoftBank等は受け取る際は追加料金発生しないので、電話に出てみましょう。

それあと、英語で色々いわれるので、「1」を入力してください。

これで、電話アラートテストは完了です。

スタイルの選択

Better Stack セットアップ スタイル

その次に、「What’s your style?」と聞かれるので、好みのスタイルを選択してください。

それあと、「Continue」をクリックします。

誰を招待するか

Better Stack セットアップ 招待

続いて、「Who would you like to invite?(だれか紹介する?)」と聞かれるので、そのまま「I’ll invite colleagues later」をクリックしてスキップしましょう。

プラン選択

Better Stack セットアップ プラン

今回は無料で使用するので、そのまま「Continue」をクリックしてください。

完了

Better Stack セットアップ 完了

最後に、このように「Setting up your account」と表示されます。

Better Stack ダッシュボード

それから、このようにダッシュボードが開けたら完了です。

モニターの作成方法

Better Stack モニター作成

最初に、ダッシュボードを開いてください。

その次に、①「Uptime」から②「Monitors」をクリックして、③「Create monitor」をクリックします。

Better Stack モニター作成

続いて、アラートを鳴らす条件を①「Alert us when」から選択します。

Better Stack モニター作成 監視対象

選択肢を翻訳するとこうなりますが、When(とき)が抜けているので、「とき」を付け足して見てください。

そのから、②「URL to monitor」に監視したい対象のURLを入力してください。

そのあと、監視対象が止まった時などに通知が来るようにするために③「E-mail」にチェックを付けてください。

Better Stack モニター作成 create monitor

最後に、「Create monitor」をクリックすれば完了です。

サーバーが再起動するときにメンテナンスモードにする

Better Stack モニター作成 アドバンスセッティング

最初に、下の方にある「Advanced settings」を開きます。

Better Stack モニター作成 メンテナンス

次に、「Maintenance」にある画像の①からメンテナンス開始時間、②に終了時間を選択します。

それから、画像の③を「(GMT+09:00) Osaka」を選択して、④にメンテナンスする日付を選択します。

これで完了です。

ステータスページの作成

Better Stack ステータスページ作成 ダッシュボード

最初に、ダッシュボードを開いてください。

次に、①「Uptime」から②「Status pages」をクリックして、③「Create status page」をクリックします。

Settings(主な設定)

Better Stack ステータスページ作成 Settings

それから、①「Company name」をステータスページに表示したい名前を入力します。

もし、サブドメインを使いたいなら②「Subdomain」にサブドメインを入力します。

画像の場合は、「pkki.betteruptime.com」から開けるようになります。

そのあと、③「What URL should your logo point to」にホームページのリンクを入力します。

続いて、④「Get in touch URL」にお問い合わせURLを入力します。

メールアドレスにしたい場合は、「mailto:メールアドレス」で可能です。

また、⑤「Personalization」からステータスページのデザインを変更できます。

加えて、⑥「Custom domain」からカスタムドメインを設定できます。

Better Stack ステータスページ作成 save changes

最後に、「Save changes」をクリックして保存してください。

しかし、まだ設定は続くのでこの先を読んでください

Structure(構造)

Better Stack ステータスページ作成 structure

続いて、「Structure」の設定に移ります。

最初に、①「Structure」をクリックしてください。

次に、②「Add section」からセクションを追加して③「Section name」にそのセクションの名前を入力します。

それから、④「Search to add resources」から追加したいモニターを追加します。

そのあと、追加したモニターをクリックして、⑤「Public name」に表示させたいモニターの名前を入力します。

また、⑥「Explanation」にその説明を、⑦「Widget type」にウィジェットタイプを選択します。

Better Stack ステータスページ作成 ウィジェットタイプ

ちなみに、ウィジェットタイプはそれぞれこのようになっています。

Better Stack ステータスページ作成 Save changes

最後に、「Save changes」をクリックして保存してください。

しかし、まだ設定は続くのでこの先を読んでください

Translations(翻訳)

Better Stack ステータスページ作成 translations

続いて、Translations(翻訳)設定を行います。

最初に、①「Translations」をクリックしてください。

次に、②「Create translation」をクリックしてください。

Better Stack ステータスページ作成 translation 作成

それから、①「Flag」を日本にして
②「Locale」を「ja」に、
③「Ready-made language」を「English」に
④「Custom name」を日本語と入力してください。

そのあと、英語で書かれている部分をすべて頑張って翻訳してください。

翻訳したデータを書き出せれば良いのですが、そのような機能がなかったので自力でやりましょう。

こういう翻訳作業は、ページを全選択してGeminiChatGPT等に送信すればすべてやってくれるので、AIを活用していきましょう。

Better Stack ステータスページ作成 注意
注意
%{count} 等は変数なので、変更しないこと
例:%{count} day agoは%{count} 日後 に
Better Stack ステータスページ作成 Save translation

それから、「Save translation」をクリックしてセーブしてください。

Better Stack ステータスページ作成 英語の無効化

最後に、英語は不要なので①から②「Unpublish」をクリックして非公開にしましょう。

これで、翻訳完了です。

まとめ

Better Stack ステイタスページ

Better Stack(旧 Better Uptime)は、初心者でも簡単に使える監視サービスでありながら、無料でもカスタムドメイン付きステータスページを公開できる強力な監視サービスです!!

特に、サーバーや Web サイトの稼働状況をわかりやすく見せたい個人ユーザーにとって、非常に扱いやすいサービスだと思います

本記事では、Better Stack の特徴からアカウント作成方法、モニター(監視)設定、ステータスページの構築まで詳しく解説しました。基本的な使い方を理解すれば、ダウンタイム監視やステータス公開がすぐに始められるため、初めて監視サービスを使う人にもおすすめです。

ただし、無料版はメール通知のみ、URL 以外の監視は有料といった制限があります。そのため、

という使い分けが最適です。

Better Stack は、UptimeRobot にはないカスタムドメイン対応のステータスページや美しい UI が魅力で、2025年現在でもトップクラスの監視サービスといえます。

監視サービスの導入を迷っている人は、まずは Better Stack の無料プランから試してみてください。

また、サーバー監視の王道サービスである UptimeRobot の使い方については前回の記事で解説しているので、是非そちらもご覧ください!

加えて、VPS等の自前サーバーで制限なしにサーバー監視ツールを導入する方法もこちらから解説しているので、是非そちらもご覧ください!

そして、これらを組み合わせて完璧なサーバー監視体制を整えていきましょう(笑)

最後までご覧いただき有難うございました!
もし、ご指摘やご感想、質問などあればコメントの方でお願いします!

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