【2025年版】Pythonのインストール方法を初心者にもわかりやすく解説!
schedule 2025年10月27日 update 2025年12月2日
こんにちは!pkkiです!
今回はWindowsでPythonのインストール方法を分かりやすく解説したいと思います!
そして、この記事は最近リリース(2025年)されたPython 3.14からインストール方法が変わりましたので、そちらを紹介しています。
また、PATHが通ってない時の対処法やpipエラーの対処法、動作確認の方法も初心者向けに丁寧に解説したいと思います!
最近Pythonで何か作ってみようと思っていたところなんだよ!
いいですね!
この記事見てインストールをしてみましょう!
Pythonとは?なぜ今人気なの?
Pythonは1991年に開発されたプログラミング言語です。
そして、他の言語と比較して読みやすく簡単で、機械学習、AI、データ分析、自動化、ウェブ開発など、幅広い分野で活用されています。
また、オープンソースで無料のため、誰でも開発に参加できます。
さらに、Windows、macOS、Linuxなど、さまざまなOSで利用可能です。
そして、Pythonが人気の理由は、コードがシンプルで書きやすく、初心者でも習得しやすいことに加え、今話題のAIやデータサイエンスなど現代社会の多様な用途に活用できるからです。
また、人気が高いため、豊富なライブラリとフレームワークがあり、これらを利用することで複雑な機能も少ないコードで実装することが可能です。
更に、今話題のAIなどを活用できるので、需要が高くPythonを扱える人材は年収が高い傾向にあります。
なるほど、コードがシンプルで書きやすい上に、更に今話題のAIをPythonで活用できたりするので、人気なんですね!
そうですね!Googleが開発したTensorFlowやオープンソースのPyTorchライブラリ等をPythonで簡単に扱えるのが良い所ですね!
そして、今回この記事を読めばすぐにPythonを使えるようになります!
Pythonをインストールする前に確認しておこう

最初に、WindowsにPythonがすでにインストールされてないか確認してみましょう。
初めに、「Win」+「R」で「ファイル名を指定して実行」を開きます。
そこに、「cmd」と入力して「ok」をクリックするか「Enter」キーを押します。
python --verison次に、これをコマンドプロンプト(CMD)に打ち込んで確認します。

このように出てきたら、Pythonがまだインストールされていない状態です。
ちなみに、インストールされていたら「Python (バージョン(例:3.14.0)」が出力されます。
また、インストールされている場所は大抵は(C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Programs)などです。
Python Install Managerをダウンロードする
公式サイトからダウンロードする

最初に、公式サイトからダウンロードする方法を紹介します。
初めに、上のリンクからダウンロードリンクを開いてください。

そして、ダウンロードが完了するとこのように出てくるのでこれをクリックしてインストーラーを開いてください。

次に、このように「Install Python Install Manager?」と聞かれますので、「Install Python」をクリックしてインストールマネージャーをインストールしましょう。
以前は、よく見られるインストーラー見たいな感じでしたが、最近(3.14~)になってこのようなPython Install Managerからインストールする形式に変わったようです。
インストーラーが起動したら、Python Install Managerを見てください。
Microsoft Storeからダウンロードする方法

次に、Microsoft Storeからダウンロードする方法を紹介します。
まず初めに、上のリンクを開いてください。
そして、「入手」を押してインストールを押してください。
これで、Python Install Managerをインストールできました。
Python3.14.0から、Python Install Managerが必要になりました。3.14以降の3.13等のバージョンは直接Microsoft Storeからインストールすることができます。
Python 3.13
Python 3.12
Python Install Manager

最初に、MS Storeからインストールした人はPython Install Managerを開きましょう。
そうすると、このように「Update setting now? [y/N]」と聞かれるので、「y」と入力して「Enter」を押しましょう。

次に、「Add commnads directory to your PATH now? [y/N]」と聞かれるので、「y」と入力して「Enter」を押しましょう。
ちなみに、これを「y(yes)」にしておかないと、PATHが設定されなくて、pythonコマンドがCMDで使えなくなります。
厳密には、python.exeが入っているフォルダにcdで移動すれば使えますが、PATHを設定しておけば、移動しなくても使うことができます。

そして、「Install CPython now? [Y/n]」と聞かれるので、「y」と入力して、インストールしておきましょう。
おそらくですが、「n(No)」を選択すると、Python本体がインストールされません。
Pythonランチャー(py.exe)という管理ツール自体が使える形になると思われます。

次に、このように「View online help? [Y/n]」と聞かれるので、「n」を入力して「Enter」キーを押しましょう。
これでインストール完了です。
Python動作確認・パッケージ更新
動作確認
インストールしたので、早速動作確認をしてみましょう!
python --versionCMDを開いて、上のコマンドを入力してください。
CMDの開き方は、こちらで紹介しています。

そして、Pythonが正常に動作していると、このようにバージョンが表示されます。
パッケージ更新
python -m pip install --upgrade pip
また、インストールしたばかりは、パッケージ更新をした方がいいので上のコマンドから更新しておきましょう!
ちなみに、pipとは「Pythonのライブラリ(パッケージ)を管理するツール」です。
そして、ここでやっているパッケージ更新とは「Pythonで利用できるライブラリ(パッケージ)を、インストール済みのバージョンから最新版にアップデートすること」です。
なるほど、LinuxやUbuntuなどにある「apt update&upgrade」みたいな感じですね!
よくあるトラブルのまとめ
pythonコマンドが使えない

インストールしたはずなのに、pythonコマンドが使えない場合は「PATH」が指定されていない可能性が非常に高いです。
また、原因としては「Python Install Manager」のPATHを設定するのを拒否した場合です。
対処法

最初に、タスクバーの検索から「システム環境」と調べて、「システム環境変数の編集」を開いてください。

そして、①「環境変数」をクリックしてください。

次に、①「PATH」をダブルクリックして「環境変数の編集」を開いてください。

C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Python\pythoncore-(バージョン)-(パソコンのbit数)\
例:C:\Users\pkki\AppData\Local\Python\pythoncore-3.14-64最後に、①「新規」をクリックして、上のパスを書き換えて入力し、②「OK」を押してください。
これで、Pythonコマンドが使えると思います。
もし、使えないのであれば「C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Python\」を確認してみて、「pythoncore-(バージョン)-(パソコンのbit数)」フォルダがあるか確認してみましょう。
pipが使えない

python -m pippython3.14からpipは上のコードで使えるようになっています。
なので、画像のように「pip --version」とやるとpip エラーが発生してします。
ですので、pipだけでは動きませんので注意してください。また、pythonコマンドが使えなければ上で解説した対処法を見てください。
Python3.14からpip.exeが消えたので、PATHで通すという事は出来なくなってしまいました。
しかし、Python3.14以前のバージョンは、Pythonフォルダの中の「Script」で「PATH」を通すことができていました。
まとめ
この記事のポイントをサクッと整理しましょう!
- Pythonとは?
- 読みやすく書きやすいプログラミング言語
- AIや自動化、データ分析など幅広く使える
- インストール前に確認
- コマンドプロンプトで
python --versionを実行 - バージョンが表示されなければ未インストール
- コマンドプロンプトで
- Pythonのインストール方法
- Python Install Manager または Microsoft Store からインストール
- インストール中は 「Add commands directory to your PATH」 を必ず「y」にする
- 動作確認
- コマンドプロンプトで以下を実行
python --version python -m pip install --upgrade pip - バージョンが表示されればOK
- コマンドプロンプトで以下を実行
- よくあるトラブルと対処法
- pythonコマンドが使えない → 環境変数のPATHを確認
- pipが動かない →
python -m pip
ポイント
- Python Install Managerに出てくるPATHの自動設定を必ず「Yes」にする。
- pipは直接実行せず
python -m pipを使う
ポイントとしてはこれだけです。
これで、初心者でも WindowsでPythonを使える状態 になりました!
さっそく「Hello World」や簡単なプログラムに挑戦してみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!
質問やご指摘等があればコメント欄に書き込んでくれると幸いです!
この記事を書いた人

このサイトの管理人のpkkiです。マインクラフトサーバーやWebサーバー等を運用しています。パソコン歴は8年程度で、サーバー運用歴は5年程度です。何かあればいつでもお問い合わせください。早ければ当日返信します。

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