【超簡単】PowerPointでYouTube・ブログ用サムネイルを作ってみよう!
schedule 2025年10月12日 update 2025年10月15日
今回は、YouTubeやブログで使うサムネイルを PowerPointで実際に作る方法 を紹介してみました!
さて、正直に言うと私自身、あまりセンスはありません(笑)。
ですが、逆に言うと…皆さんの センス次第で、もっと素晴らしいサムネイル が作れるはずです!
そこで、ぜひ今回のやり方を参考にしつつ、
「自分ならどうするか?」を考えながら オリジナルでカッコいいサムネイル を作ってみてくださいね。
もちろん、ちょっとした工夫をするだけでも、見た目の印象は大きく変わります。
というわけで、早速一緒に作っていきましょう!
※本記事はMicrosoft公式ではありません。
PowerPointでサムネイルを作るメリット

「PowerPointでサムネイルを作るメリットってあるの?」って思ったことありませんか?
そこで、PowerPointでサムネイルを作成するメリットをいくつか挙げていきたいと思います。
1.操作が簡単で直感的

PowerPointは、図形やテキストをドラッグ&ドロップで自由に配置できます。それにより、デザインソフトが苦手な人でも扱いやすいです。
特に、「位置合わせ」や「整列」「グループ化」などが簡単で、思い通りのデザインを素早く作れます。
2. デザインテンプレートが豊富
最初からスライドデザインや配色テーマがたくさん用意されています。それにより、センスに自信がなくてもまとまりのある見た目にできます。
また、フォントやカラーも統一しやすいので、ブログの雰囲気を崩さずに作成可能。
3. 画像・図形・アイコン編集が柔軟
- 図形の組み合わせやトリミング
- 透明度の変更や影・光彩などの効果
- 画像をそのまま貼って加工
4.サイズ設定が自由(YouTube・ブログ対応可)
スライドのサイズを自由に設定できるから、
- YouTube サムネ:1280×720 (16:9)
- ブログ用画像:1200×630 (OGPサイズ)
といった用途に応じた解像度で書き出せます。※PowerPointの画像解像度を変更する方法はこちらから!(自動設定ツールあり)
5.有料ソフト不要・身近な環境でOK
PowerPointは多くの人がOfficeにすでに入っているため、新しくツールを導入する必要がないです。
そのため、CanvaやPhotoshopのようにオンライン接続や課金も不要で、オフラインで安全に作成可能
6.図形ベースなので編集しやすい
テキストや画像を後から簡単に修正できます。
また、「タイトルを少し変えたい」「背景色を別パターンにしたい」ときに、いちいち新規作成しなくても使い回しができる。
まとめ
| 項目 | PowerPoint | Canva / Photoshop との違い |
|---|---|---|
| 操作の簡単さ | ◎ 直感的でミスしにくい | △ 専用ツール慣れが必要 |
| 費用 | 既に持っていれば無料 | 有料プランが多い |
| 解像度設定 | 自由・高画質可 | Canva無料版は制限あり |
| 編集の柔軟性 | 高い(図形・文字自由配置) | Canvaは固定テンプレ多め |
| オフライン対応 | 完全オフライン可 | Canvaはオンライン専用 |
このように、PowerPointでサムネイル作成には色々なメリットがあります!!!
PowerPointでサムネイルを作るデメリット

一方で、もちろんデメリットもあります。
1.写真や画像の加工が苦手
PowerPointは図形や文字の配置は得意。ですが、
画像の細かい加工(明るさ調整・切り抜き・色味補正など)は苦手です。
例えば、人物の背景を消したり、色調を細かく整えたりする作業はCanvaやPhotoshopのほうが圧倒的に簡単。
2. 書き出し解像度が低い(既定値では)
初期設定のままだと、画像を「名前を付けて保存」で出力した際の解像度が96dpi(約720p)しかない。
それにより、ブログの大きなサムネでは少しぼやけて見えることもある。
➡ 対策:レジストリの「ExportBitmapResolution」を変更すれば、200〜300dpi(2K〜4K相当)にできる。けど、初心者には少し難しい。※PowerPointの画像解像度を変更する方法はこちらから!(自動設定ツールあり)
3. テンプレートの自由度が低い
PowerPointのスライドテーマはビジネス用途向けが中心です。
ですので、おしゃれ・スタイリッシュ・ポップ系のテンプレは少なく、
Canvaのように「サムネ用テンプレを選ぶだけ!」とはいかない。
➡ 対策:自分で一度作ったサムネをテンプレ化しておくと便利。
4. 書体や素材の幅が狭い
PowerPointでは使えるフォントや素材がPC依存。
なので、Canvaのように無料で多彩なフォント・素材・アイコンが揃っているわけではない。
➡ 対策:Google Fontsやフリー素材サイトを併用すれば解決可能。
5. 画像サイズ変更の感覚がつかみにくい
スライド上では見た目の大きさと実際のピクセルサイズが違う事がある。
そのため、「書き出してみたら文字が小さかった/切れてた」という失敗が起こりがち。
しかし、Youtubeのサムネイル16:9なら問題は無いので気にする必要ないです。
6. デザインに時間がかかることも
自由度が高い反面、テンプレが少ない=一から作る必要がある。
そのため、慣れないうちは「どんな構図にしよう?」と迷って時間がかかる。
➡ Canvaなどと比べると、スピード重視の人には不向き。
まとめ:こんな人にはおすすめ
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| Officeに慣れている | すぐにおしゃれなデザインを作りたい |
| 自分で細かく配置や調整をしたい | 素材・フォントをたくさん使いたい |
| 無料・オフラインで完結したい | 画像加工や写真中心のデザインを作りたい |
私的にはPowerPointの操作が慣れているので、PowerPointをこれからもサムネイル作成に使っていこうと思います。
作ってみよう!
STEP①:スライドのサイズを設定


まずは、サムネイルのサイズを設定します。
PowerPointを開いたら、
- メニューの①「デザイン」タブをクリック
- 右端の「②スライドのサイズ」→③「ワイド画面(16:9)」
もし、他のサイズでやりたければ、③の下にある「ユーザー設定のスライドサイズ」から変更することができます。
STEP②:背景を決めよう

背景は印象を決める大事な部分です。
また、以下の3パターンから選ぶのがおすすめ👇
- 単色背景 → シンプルで見やすい
- グラデーション背景 → 立体感を出せる
- 画像背景 → 写真やイラストを入れてインパクトを強調
👉 「デザイン」タブ → 「背景の書式設定」から変更できます。
STEP③:タイトル文字を配置しよう

タイトルはサムネの主役です!ですので、印象のあるサムネを作りましょう。しかし、派手過ぎるのは逆効果です。
- 「挿入」→「テキストボックス」
- 太字フォントで、視認性の高い文字を配置
- 見やすくするために影や枠線、背景色(図形)を加えると良い!
💡 おすすめフォント例:
- メイリオ(読みやすい)
- けいふぉんと (読みやすくて、Youtubenのゆっくり動画によく使われている)
- BIZ UDPゴシック(太くてはっきり)
- Impact(海外風デザインにも◎)
STEP④:アイコンや写真を追加しよう

- 「挿入」→「画像」や「アイコン」から素材を追加
- 図形や矢印を使って構図に動きを出す
- 背景と被るときは、透過度や影付き効果で調整
無料素材サイト(例):
STEP⑤:高画質で画像として保存しよう

完成したら、スライドを画像として保存します。
- ①「ファイル」→②「名前を付けて保存」
- 場所で③「参照」か任意の場所を選択
- ④ファイルの種類で⑤「PNG」または「JPEG」を選択
- 保存ボタンを押す。
これで保存できます。
💡 ぼやける場合の対策
PowerPointは既定で96dpi(約720p)です。
なので、もっと高画質にしたいときは「ExportBitmapResolution」の値を200~300dpiに変更(※レジストリ編集)。※PowerPointの画像解像度を変更する方法はこちらから!(自動設定ツールあり)
STEP⑥:完成!

最後に画像をブログにアップして確認。そして、
見た目が暗い・文字が小さい場合は再調整して再保存すればOKです!
まとめ

パワーポイントでも、普通に良いサムネイルを作成することができました!
- サイズ設定
- 文字配置
- 画像や効果追加
を押さえれば、無料で高品質なサムネイルが簡単に作れる!
是非、皆さんもPowerPointでサムネイルを作成してみてくださいね!
この記事を書いた人
このサイトの管理人のpkkiです。マインクラフトサーバーやWebサーバー等を運用しています。パソコン歴は8年程度で、サーバー運用歴は5年程度です。何かあればいつでもお問い合わせください。早ければ当日返信します。