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Linux & Ubuntuのコマンド早見表

schedule 2025年10月6日  update 2025年10月6日        

LinuxやUbuntuでコマンドをド忘れしてしまった!早く確認したい!と思ったことありますか?私も頻繁にあります。ですので今回は、自分用そして皆さんのためにもLinux&Ubuntuコマンド早見表を作ってみました。目次でぱっと見たいコマンドを選択でき、オプションなどをすぐ見れるようになっていますので、是非ご活用ください。今回は、作業短縮の為にChatGPTを使ってみました。もし間違っている所があれば是非コメントなどで教えてください。

※オプションは頻繁に使用するオプションしか入れていません。

Contents
  1. ls—-ディレクトリ内のファイルを一覧表示する。
  2. cd—-作業ディレクトリを変更する。
  3. pwd—現在の作業ディレクトリの絶対パスを表示する。
  4. mkdir-新しいディレクトリを作成する。
  5. rmdir-空のディレクトリを削除する。
  6. cp—-ファイル/ディレクトリをコピーする。
  7. mv—-ファイル/ディレクトリを移動または名前変更する。
  8. rm—-ファイル/ディレクトリを削除する。
  9. cat—ファイルの内容を連結して表示する。
  10. touch-空ファイルを作成するか、既存ファイルのアクセス/修正日時を変更する。
  11. head–ファイルの先頭部分を表示する。
  12. tail–ファイルの末尾部分を表示する。
  13. less–ファイル内容をページングして閲覧する。
  14. more–ファイル内容をページ単位で表示する。
  15. echo–引数を標準出力に表示する。
  16. man—コマンドのマニュアルを表示する。
  17. which-コマンドの実行ファイルパスを表示する。
  18. locateファイル名で素早く検索する。
  19. find–ディレクトリツリー内を検索する。
  20. grep–パターンにマッチする行を検索して表示する。
  21. chmod-ファイル/ディレクトリのアクセス権限を変更する。
  22. chown-ファイル/ディレクトリの所有者・グループを変更する。
  23. chgrp-ファイル/ディレクトリのグループを変更する。
  24. umask-新規作成ファイルやディレクトリのデフォルト権限を設定する。
  25. tar—ファイルやディレクトリをまとめてアーカイブする。
  26. zip—ファイルやディレクトリをZIP圧縮する。
  27. unzip-ZIPファイルを展開する。
  28. gzip–ファイルをgzip形式で圧縮する。
  29. gunzip:gzip圧縮ファイルを解凍する。
  30. df—-ファイルシステムの空き容量を表示する。
  31. du—-ファイルやディレクトリのディスク使用量を表示する。
  32. free–メモリ使用量を表示する。
  33. top—プロセスのリアルタイム状況を表示する。
  34. htop–プロセスのリアルタイム表示(topより高機能)。
  35. ps—-現在のプロセス状況を表示する。
  36. kill–プロセスを終了させる。
  37. pkill-名前でプロセスを終了させる。
  38. nice–プロセスの優先度を指定して実行する。
  39. uptimeシステムの稼働時間とロードアベレージを表示する。
  40. uname-システム情報を表示する。
  41. hostname:システムのホスト名を表示または設定する。
  42. date–現在日時を表示・設定する。
  43. cal—カレンダーを表示する。
  44. who—ログイン中ユーザーを表示する。
  45. w—–ログインユーザーと作業状況を表示する。
  46. id—-ユーザーIDやグループIDを表示する。
  47. env—環境変数一覧を表示する。env—
  48. export:環境変数を設定する。
  49. alias-コマンドの別名を設定する。
  50. history:コマンド履歴を表示する。
  51. apt—パッケージ管理(インストール・更新)を行う。
  52. apt-get:APTの旧インターフェース。
  53. dpkg–Debianパッケージの操作。
  54. snap–Snapパッケージ管理。
  55. systemctl:systemdサービスの管理。
  56. service:SysVサービス管理(互換)。
  57. journalctl:systemdのログ確認。journalctl:
  58. ufw—簡易ファイアウォール管理。
  59. reboot:システムを再起動する。
  60. shutdown:システムを停止する。
  61. ping — ホストへの疎通確認
  62. traceroute — ホストまでの経路確認
  63. curl — URLからデータ取得
  64. wget — URLからファイルをダウンロード
  65. scp — SSH経由でファイルコピー
  66. rsync — 高速ファイル同期
  67. ssh — リモートサーバーにログイン
  68. sftp — SSH経由で安全にファイル転送
  69. netstat — ネットワーク接続状況表示
  70. ss — 高速ネットワーク接続確認
  71. ip — ネットワーク設定確認・変更
  72. ifconfig — ネットワークインターフェース設定
  73. route — ルーティング情報表示・変更
  74. dig — DNS問い合わせ
  75. nslookup — DNS情報確認
  76. whoami — 現在のユーザー名表示
  77. groups — 所属グループ確認
  78. passwd — ユーザーのパスワード変更
  79. su — ユーザー切替
  80. sudo — 管理者権限でコマンド実行
  81. top — プロセスとリソース使用状況表示
  82. htop — topの改善版、色付き表示
  83. free — メモリ使用状況表示
  84. df — ディスク使用状況表示
  85. du — ディレクトリ容量を表示
  86. mount — ファイルシステムをマウント
  87. umount — ファイルシステムをアンマウント
  88. tar — アーカイブ作成・展開
  89. zip — 圧縮ファイル作成
  90. unzip — zip圧縮ファイル展開
  91. gzip — gzip圧縮
  92. gunzip — gzip解凍
  93. ln — シンボリック/ハードリンク作成
  94. chmod — ファイル権限変更
  95. chown — ファイル所有者変更
  96. chgrp — ファイルグループ変更
  97. find — 条件に合うファイル検索
  98. locate — データベースから高速検索
  99. updatedb — locate用データベース更新
  100. crontab — 定期実行タスク設定

目次

ls—-ディレクトリ内のファイルを一覧表示する。

ディレクトリ内のファイルを一覧表示する。

オプション説明
-l詳細表示
-a隠しファイルも表示
-hサイズを人間に読みやすく
-R再帰的に表示
ls -alh /home

cd—-作業ディレクトリを変更する。

作業ディレクトリを変更する。

オプション説明
前のディレクトリに戻る
~ホームディレクトリへ
..親ディレクトリへ
cd /etc

pwd—現在の作業ディレクトリの絶対パスを表示する。

現在の作業ディレクトリの絶対パスを表示する。

オプション説明
-Lシンボリックリンクを解釈せず出力
-Pシンボリックリンクを解釈して実際のパスを出力
pwd -P

mkdir-新しいディレクトリを作成する。

新しいディレクトリを作成する。

オプション説明
-p親ディレクトリも作成
-m MODEアクセス権限を指定して作成
mkdir -p /tmp/foo/bar

rmdir-空のディレクトリを削除する。

空のディレクトリを削除する。

オプション説明
–ignore-fail-on-non-empty空でないディレクトリは無視
-p親ディレクトリも空なら削除
rmdir -p a/b/c

cp—-ファイル/ディレクトリをコピーする。

ファイル/ディレクトリをコピーする。

オプション説明
-rディレクトリを再帰的にコピー
-i上書き前に確認
-vコピーしたファイルを表示
-uソースが新しい場合のみコピー
-p元の属性を保持
cp -rv /etc /backup/etc

mv—-ファイル/ディレクトリを移動または名前変更する。

ファイル/ディレクトリを移動または名前変更する。

オプション説明
-i上書き前に確認
-v処理を表示
-uソースが新しい場合のみ実行
mv old.txt new.txt

rm—-ファイル/ディレクトリを削除する。

ファイル/ディレクトリを削除する。

オプション説明
-r再帰的に削除
-f強制削除
-i削除前に確認
rm -rf /tmp/foo

cat—ファイルの内容を連結して表示する。

ファイルの内容を連結して表示する。

オプション説明
-n行番号を付けて表示
-E行末に$を表示
-Tタブを^Iで表示
cat -n file.txt

touch-空ファイルを作成するか、既存ファイルのアクセス/修正日時を変更する。

空ファイルを作成するか、既存ファイルのアクセス/修正日時を変更する。

オプション説明
-aアクセス時刻だけ変更
-m修正時刻だけ変更
-cファイルがなければ作らない
-t STAMPタイムスタンプを指定
touch -am 202510061200 file.txt

head–ファイルの先頭部分を表示する。

ファイルの先頭部分を表示する。

オプション説明
-n NUM最初のNUM行
-c BYTES最初のBYTESバイト
head -n 20 file.txt

tail–ファイルの末尾部分を表示する。

ファイルの末尾部分を表示する。

オプション説明
-n NUM最後のNUM行
-f追跡表示
-c BYTES最後のBYTESバイト
tail -f /var/log/syslog

less–ファイル内容をページングして閲覧する。

ファイル内容をページングして閲覧する。

オプション説明
-N行番号を表示
-S横幅を切ってスクロール
less -N file.txt

more–ファイル内容をページ単位で表示する。

ファイル内容をページ単位で表示する。

more file.txt

echo–引数を標準出力に表示する。

引数を標準出力に表示する。

オプション説明
-n改行を抑制
-eエスケープ文字を解釈
echo "Hello World"

man—コマンドのマニュアルを表示する。

コマンドのマニュアルを表示する。

man ls

which-コマンドの実行ファイルパスを表示する。

コマンドの実行ファイルパスを表示する。

which python3

locateファイル名で素早く検索する。

ファイル名で素早く検索する。

オプション説明
-i大文字小文字を無視
-r PATTERN正規表現で検索
locate -i passwd

find–ディレクトリツリー内を検索する。

ディレクトリツリー内を検索する。

オプション説明
-name PATTERN名前が一致するファイル
-type [f|d]ファイルまたはディレクトリを絞る
-mtime N最終修正日がN日前
-exec cmd {} \;検索結果に対してコマンドを実行
find /var -name '*.log'

grep–パターンにマッチする行を検索して表示する。

パターンにマッチする行を検索して表示する。

オプション説明
-i大文字小文字を無視
-r再帰検索
-vマッチしない行表示
-n行番号を付けて表示
grep -rn TODO src/

chmod-ファイル/ディレクトリのアクセス権限を変更する。

ファイル/ディレクトリのアクセス権限を変更する。

オプション説明
u所有者
gグループ
oその他
a全員
+権限追加
権限削除
r読み取り
w書き込み
x実行
chmod u+x script.sh

chown-ファイル/ディレクトリの所有者・グループを変更する。

ファイル/ディレクトリの所有者・グループを変更する。

オプション説明
ユーザー:グループ指定したユーザーとグループに変更
-R再帰的に変更
chown -R user:group /var/www

chgrp-ファイル/ディレクトリのグループを変更する。

ファイル/ディレクトリのグループを変更する。

オプション説明
-R再帰的に変更
chgrp -R staff /home/user

umask-新規作成ファイルやディレクトリのデフォルト権限を設定する。

新規作成ファイルやディレクトリのデフォルト権限を設定する。

umask 022

tar—ファイルやディレクトリをまとめてアーカイブする。

ファイルやディレクトリをまとめてアーカイブする。

オプション説明
-c作成
-x展開
-v詳細表示
-f FILEアーカイブファイル指定
-zgzip圧縮
-jbzip2圧縮
-C DIR作業ディレクトリ指定
tar -czvf backup.tar.gz /home/user

zip—ファイルやディレクトリをZIP圧縮する。

ファイルやディレクトリをZIP圧縮する。

オプション説明
-r再帰的に追加
-9最大圧縮
zip -r archive.zip folder

unzip-ZIPファイルを展開する。

ZIPファイルを展開する。

オプション説明
-d DIR展開先ディレクトリ指定
-l内容リスト表示
unzip archive.zip -d /tmp

gzip–ファイルをgzip形式で圧縮する。

ファイルをgzip形式で圧縮する。

オプション説明
-d解凍
-k元ファイルを保持
gzip -k file.txt

gunzip:gzip圧縮ファイルを解凍する。

gzip圧縮ファイルを解凍する。

オプション説明
-k元ファイルを保持
gunzip file.txt.gz

df—-ファイルシステムの空き容量を表示する。

ファイルシステムの空き容量を表示する。

オプション説明
-h人間に読みやすい形式
-Tファイルシステムタイプ表示
df -h

du—-ファイルやディレクトリのディスク使用量を表示する。

ファイルやディレクトリのディスク使用量を表示する。

オプション説明
-h人間に読みやすい
-s合計のみ表示
-c総計表示
du -sh /var/log

free–メモリ使用量を表示する。

メモリ使用量を表示する。

オプション説明
-h人間に読みやすい
-mMB単位
-gGB単位
free -h

top—プロセスのリアルタイム状況を表示する。

プロセスのリアルタイム状況を表示する。

オプション説明
-n NUM更新回数指定
-bバッチモード
top -n 1

htop–プロセスのリアルタイム表示(topより高機能)。

プロセスのリアルタイム表示(topより高機能)。

htop

ps—-現在のプロセス状況を表示する。

現在のプロセス状況を表示する。

オプション説明
-aux全プロセス表示
-fフルフォーマット
ps aux

kill–プロセスを終了させる。

プロセスを終了させる。

オプション説明
-9強制終了
-15通常終了
kill -9 1234

pkill-名前でプロセスを終了させる。

名前でプロセスを終了させる。

オプション説明
-fフルコマンド名で検索
pkill -f python

nice–プロセスの優先度を指定して実行する。

プロセスの優先度を指定して実行する。

オプション説明
-n優先度指定
nice -n 10 command

uptimeシステムの稼働時間とロードアベレージを表示する。

システムの稼働時間とロードアベレージを表示する。

uptime

uname-システム情報を表示する。

システム情報を表示する。

オプション説明
-a全情報表示
-rカーネルバージョン
-sOS名
uname -a<br>

hostname:システムのホスト名を表示または設定する。

システムのホスト名を表示または設定する。

オプション説明
-IIPアドレス表示
-fFQDN表示
hostname -I

date–現在日時を表示・設定する。

現在日時を表示・設定する。

オプション説明
+FORMAT表示フォーマット指定
-s日時設定
date '+%Y-%m-%d %H:%M:%S'

cal—カレンダーを表示する。

カレンダーを表示する。

オプション説明
-y今年全体
month year特定月表示
cal 2025

who—ログイン中ユーザーを表示する。

ログイン中ユーザーを表示する。

オプション説明
-Hヘッダー表示
who

w—–ログインユーザーと作業状況を表示する。

ログインユーザーと作業状況を表示する。

w

id—-ユーザーIDやグループIDを表示する。

ユーザーIDやグループIDを表示する。

オプション説明
-uユーザーID
-gグループID
-G全グループID
id

env—環境変数一覧を表示する。env—

環境変数一覧を表示する。

env

export:環境変数を設定する。

環境変数を設定する。

export PATH=$PATH:/usr/local/bin

alias-コマンドの別名を設定する。

コマンドの別名を設定する。

alias ll='ls -al'

history:コマンド履歴を表示する。

コマンド履歴を表示する。

オプション説明
-c履歴をクリア
history

apt—パッケージ管理(インストール・更新)を行う。

パッケージ管理(インストール・更新)を行う。

オプション説明
updateパッケージリスト更新
upgrade更新
install pkgインストール
remove pkg削除
sudo apt update && sudo apt install vim

apt-get:APTの旧インターフェース。

APTの旧インターフェース。

オプション説明
updateパッケージリスト更新
upgrade更新
install pkgインストール
sudo apt-get update

dpkg–Debianパッケージの操作。

Debianパッケージの操作。

オプション説明
-i FILEインストール
-r pkg削除
-lインストール済一覧
sudo dpkg -i package.deb

snap–Snapパッケージ管理。

Snapパッケージ管理。

オプション説明
install pkgインストール
remove pkg削除
listインストール済一覧
sudo snap install hello-world

systemctl:systemdサービスの管理。

systemdサービスの管理。

オプション説明
start svc開始
stop svc停止
restart svc再起動
status svc状態確認
enable svc自動起動設定
disable svc自動起動解除
sudo systemctl restart nginx

service:SysVサービス管理(互換)。

SysVサービス管理(互換)。

オプション説明
start svc開始
stop svc停止
restart svc再起動
status svc状態確認
sudo service apache2 restart

journalctl:systemdのログ確認。journalctl:

systemdのログ確認。

オプション説明
-u svcサービス単位
-f追跡表示
-n NUM直近NUM行
journalctl -u nginx -f

ufw—簡易ファイアウォール管理。

簡易ファイアウォール管理。

オプション説明
enable有効化
disable無効化
status状態確認
allow PORT許可
deny PORT拒否
sudo ufw allow 22

reboot:システムを再起動する。

システムを再起動する。

オプション説明
-f強制再起動
sudo reboot

shutdown:システムを停止する。

システムを停止する。

オプション説明
-h nowすぐ停止
-r nowすぐ再起動
sudo shutdown -h now

ping — ホストへの疎通確認

指定したホストに対してICMPエコー要求を送信し、応答を確認する。

オプション説明
-c COUNT送信回数を指定
-i SECONDS送信間隔を秒で指定
-t TTLTTL値を指定
ping -c 4 example.com

traceroute — ホストまでの経路確認

パケットが目的地まで到達する経路を表示する。

オプション説明
-m MAX_TTL最大ホップ数指定
-nホスト名を解決せずにIP表示
traceroute example.com

curl — URLからデータ取得

HTTP/HTTPSなどでデータを取得するコマンド。

オプション説明
-Oファイル名を保持して保存
-Lリダイレクトを追従
-Iヘッダーだけ取得
curl -O https://example.com/file.txt

wget — URLからファイルをダウンロード

HTTP/HTTPS/FTPからファイルを取得する。

オプション説明
-c途中から再開
-O FILE保存ファイル名指定
-q静かに実行
wget -c https://example.com/file.zip

scp — SSH経由でファイルコピー

リモートホストとローカル間でファイルを安全にコピーする。

オプション説明
-rディレクトリを再帰コピー
-P保存先ディレクトリ指定
scp -r user@host:/remote/path /local/path

rsync — 高速ファイル同期

ローカル・リモート間でファイルやディレクトリを同期する。

オプション説明
-aアーカイブモード
-v詳細表示
-z圧縮して転送
rsync -avz /local/dir user@host:/remote/dir

ssh — リモートサーバーにログイン

SSHプロトコルで安全にリモートに接続する。

オプション説明
-p PORTポート番号指定
-i FILE秘密鍵指定
ssh -p 22 user@host

sftp — SSH経由で安全にファイル転送

SSH接続を利用したFTPライクな操作ができる。

オプション説明
-P PORTポート番号指定
-i FILE秘密鍵指定
sftp user@host

netstat — ネットワーク接続状況表示

TCP/UDPの接続状態やルーティングを確認できる。

オプション説明
-tTCP接続表示
-uUDP接続表示
-lリッスン中ソケット表示
-nホスト名を解決せずIP表示
netstat -tuln

ss — 高速ネットワーク接続確認

netstatより高速にソケット情報を確認できる。

オプション説明
-tTCPソケット表示
-uUDPソケット表示
-a全ソケット表示
ss -tulw

ip — ネットワーク設定確認・変更

IPアドレスやルート、リンク状態を確認・設定できる。

オプション説明
addrIPアドレス確認
linkインターフェース状態確認
routeルーティング表示
ip addr show

ifconfig — ネットワークインターフェース設定

IPアドレスの表示や設定を行う(旧コマンド)。

オプション説明
interface特定インターフェース指定
up/down有効/無効
ifconfig eth0 up

route — ルーティング情報表示・変更

ネットワーク経路の確認や追加・削除を行う。

オプション説明
-nホスト名解決せずにIP表示
route -n

dig — DNS問い合わせ

指定したホスト名のDNS情報を取得する。

オプション説明
+short簡易表示
@server特定DNSサーバーに問い合わせ
dig +short example.com

nslookup — DNS情報確認

DNSサーバーを指定して名前解決を行う。

nslookup example.com

whoami — 現在のユーザー名表示

ログイン中のユーザー名を表示する。

whoami

groups — 所属グループ確認

現在ユーザーが属するグループ一覧を表示する。

groups

passwd — ユーザーのパスワード変更

現在ユーザーまたは指定ユーザーのパスワードを変更する。

passwd

su — ユーザー切替

スーパーユーザーや他ユーザーに切り替える。

su - username

sudo — 管理者権限でコマンド実行

権限昇格してコマンドを実行する。

sudo apt update

top — プロセスとリソース使用状況表示

CPU、メモリ、プロセス情報をリアルタイムで表示する。

オプション説明
-d SEC更新間隔を秒で指定
-u USER指定ユーザーのプロセス表示
top -d 3

htop — topの改善版、色付き表示

より見やすいインタラクティブなプロセスビューア。

htop

free — メモリ使用状況表示

システムのメモリとスワップの使用状況を確認する。

オプション説明
-h人間に見やすい単位で表示
-mMB単位で表示
-gGB単位で表示
free -h

df — ディスク使用状況表示

ファイルシステムの空き容量・使用容量を表示する。

オプション説明
-h人間に見やすい単位で表示
-Tファイルシステムのタイプ表示
df -h

du — ディレクトリ容量を表示

指定ディレクトリやファイルの使用ディスク容量を表示。

オプション説明
-h人間に見やすい単位で表示
-s合計のみ表示
-aファイルごとに表示
du -sh /home/user

mount — ファイルシステムをマウント

デバイスをディレクトリにマウントする。

オプション説明
-t TYPEファイルシステムタイプ指定
-o OPTIONSマウントオプション指定
sudo mount -t ext4 /dev/sdb1 /mnt

umount — ファイルシステムをアンマウント

マウント済みのデバイスをアンマウントする。

sudo umount /mnt

tar — アーカイブ作成・展開

複数ファイルをまとめて圧縮・展開する。

オプション説明
-cアーカイブ作成
-xアーカイブ展開
-v詳細表示
-f FILEファイル名指定
-zgzip圧縮
tar -czvf archive.tar.gz /path/to/dir

zip — 圧縮ファイル作成

ファイルやディレクトリをzip形式で圧縮する。

zip -r archive.zip /path/to/dir

unzip — zip圧縮ファイル展開

zip形式のアーカイブを展開する。

unzip archive.zip

gzip — gzip圧縮

単一ファイルをgzip形式で圧縮する。

gzip file.txt

gunzip — gzip解凍

gzip形式のファイルを展開する。

gunzip file.txt.gz

ln — シンボリック/ハードリンク作成

ファイルのリンクを作成する。

オプション説明
-sシンボリックリンク作成
ln -s /path/to/file linkname

chmod — ファイル権限変更

ファイルやディレクトリのアクセス権を変更する。

chmod 755 script.sh

chown — ファイル所有者変更

所有者やグループを変更する。

sudo chown user:group file.txt

chgrp — ファイルグループ変更

ファイルのグループ所有者を変更する。

sudo chgrp group file.txt

find — 条件に合うファイル検索

ディレクトリ以下のファイルを条件指定で検索する。

オプション説明
-name PATTERN名前で検索
-type TYPEファイルタイプ指定(f:ファイル, d:ディレクトリ)
find /home -type f -name "*.txt"

locate — データベースから高速検索

updatedbで作成したデータベースを使い高速にファイル検索する。

locate filename

updatedb — locate用データベース更新

locateコマンド用のファイルデータベースを更新する。

sudo updatedb

crontab — 定期実行タスク設定

ユーザーのcronジョブを設定・表示する。

オプション説明
-e編集
-l一覧表示
-r削除
crontab -e

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